ポーカー世界大会の凄さは、その賞金額。世界最大のポーカートーナメントともなると優勝賞金が約10億円にも上ります。その中でも特に賞金額が高い事で有名なポーカー世界大会１０イベントをピックアップしました。
賞金額は参加費から成り立っているので、年によって参加者が多かったり、少なかったりで額にばらつきが出てきますので、ご注意下さい。
世界の有名なポーカー大会
WSOP(ワールドシリーズ・オブ・ポーカー)
優勝賞金(2023年)：$12,100,000 (約16億円)
ラスベガスで開催される世界最大のポーカーの大会がWSOPです。
そのポーカーの大会の大きさというのは、一番盛り上がりのある大会のファイナルテーブルの様子が全米でテレビ中継される程のものです。
2023年5月～7月にかけて開催されたWSOP 2023のメインイベントでは、アメリカのダニエル・ワインマンが優勝、$12,100,000 (約16億円)というWSOP史上最高額の優勝賞金を手にしました。
年々参加者も増加しており、1万人を超えるとまで言われています。それにともない、賞金額も年々増加傾向にあると言われています。
WSOPはインマネ(賞金がもらえる最低順位になること)が確定するだけでも相当な賞金が保証される、正にポーカー世界大会の王者です。
ポーカー世界大会、WSOPでは日本人も優勝
2023年WSOPでは、日本人ポーカープレイヤーとして有名な「世界のヨコサワ」氏が、熾烈を極めるメインイベントで45位に入賞しました！獲得賞金は$188,400 (役2600万円)。またイベント#36 Nine Game Mixでは鈴木りゅうたろう氏が見事優勝、ブレスレットと賞金$221,124（約3100万円）を獲得しました。その他にも多くの日本人ポーカープレイヤーがこの世界最高峰のポーカー大会で活躍、入賞を果たしました。
またWSOP 2022でもShota Nakanishi氏がWSOP 2022 イベント#60: ＄10,000 Short Deck No-Limit Hold’emで優勝し、賞金$277,212を獲得、日本人ポーカープロとして有名な木原直哉氏がWSOP 2022 イベント #4: ＄1,500 Dealers Choice 6-Handedで3位に入賞しました。
オンラインとオフラインのハイブリッドで開催されたWSOP 2021 日本人では「Online Event #5: WSOP.com Online Bracelet Championship」で池内一樹氏が優勝、$152,797.58 (約1750万円)の賞金を獲得、「Event #72: Mixed No-Limit Hold’em; Pot-Limit Omaha (8-Handed)」では岡村元義氏が優勝し$209,716 (約2400万円)を獲得しています！
2024年もポーカー 世界 大会での日本人ポーカープレイヤーの活躍が楽しみですね。
公式サイト：https://www.wsop.com
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WPT(ワールド・ポーカー・ツアー)
優勝賞金(シーズン5)：$3,970,415(約4億円)
2002年から開催されているテキサスホールデムの大会です。世界各地で開催されているのが特徴です。
地上波でポーカーの大会の様子が取り上げられるほど大きい大会です。
公式サイト：https://www.worldpokertour.com
ACOP (アジア・チャンピオンシップ・オブ・ポーカー)
優勝賞金：75万香港ドル(約1億円)
中国・マカオで開催される世界中からプロ選手が集まるアジア最大のポーカーの大会です。
参加費が100,000香港ドル(約130万円)というハイローラーなポーカーの大会です。
また、参加するためには、全国のポーカースポットで公式で開催されるトーナメントで上位になる、もしくは、ポーカースターズで開催されるオンライン予選で上位に残る必要があります。
APT(アジアン・ポーカー・ツアー)
優勝賞金(2019年)：PHP4,369,000(約909万円)
フィリピン・マニラをはじめマカオ、韓国、ベトナム、カンボジアなどアジア各国で開催されるポーカーの大会です。
2019年にフィリピンで開催されたAPTでは515名の参加者が募りました。その中でも日本人のプレイヤーが2名ファイナルテーブルに残り、4位と5位という成績を残しています。
APPT(アジア・パシフィック・ポーカー・ツアー)
優勝賞金(2018マカオ)：HK$2,751,000(約3700万円)
ポーカースターズ主催のポーカーの大会で賞金額も大きい大会です。
2018年のAPPTマカオでは日本人の小倉孝プロが世界中のプロを打ち破り1位という成績を残しています。
小倉孝プロのTwitterの投稿にも注目が集まり、様々な人が反応しています。
EPT (ヨーロピアンポーカーツアー )
WSOPやWPTよりも規模は小さいですが、一流のポーカープレイヤーが参加するポーカー世界大会のひとつです。ヨーロッパの大会という名前ですが、他の大陸からのプレイヤーももちろん参加可能です。
EPTは、2004年のポーカーミリオンを制したJohn Duthieによって作られ、ヨーロッパ全土に急速に広まりました。現在EPTは人気があり、主要なテレビチャンネルでライブ放送されています。
WCOOP (オンラインポーカー世界選手権)
オンラインでのポーカーのトーナメントで世界最大規模を誇るWCOOP。これは、ポーカースターズが2002年に設立した一大オンラインポーカー大会です。主なイベントはNo Limit Hold ‘Emですが、他の多くのバリエーションがイベントシリーズ全体でプレイされています。イベントの優勝者の賞金はWSOPやWPTほど大きくありませんが、過去数年間のチャンピオン賞金は容易に100万ドルを超えています。
Big One for One Drop (ビッグワン・フォー・ワンドロップ)
優勝賞金(2018)：$10,000,000
ビッグワン・フォー・ワンドロップは2012年からWSOP内で開催されている、バイインが100万ドルという驚異のポーカー大会。カナダの起業家Guy Lalibertéがこのイベントとワンドロップ財団を設立しました。彼の組織は、危機地帯で安全な飲料水を提供することを目指しており、すべての競技者の入場料の一部がワンドロップに寄付されます。
ビッグワン・フォー・ワンドロップは2年に一度開催されますが、他の関連イベントもチャリティーのために資金を集めています。2023年はWPT内で開催されます。
Triton Super High Roller Series (トリトン・スーパーハイローラー・シリーズ)
優勝賞金(2023 キプロス大会、$100,000 ノーリミットホールデム)：$2,451,082
トリトン・スーパーハイローラー・シリーズは、これまでにキプロス、マドリッド、ロンドン、韓国、ベトナムなど世界各地で開催されたハイローラー専門のポーカー大会で、過去数年間でポーカーシーンにかなりの影響を与えています。
これは参加可能なプレイヤーの数を減らしますが、見る者を魅了します。この組織はビッグワン・フォー・ワンドロップの先例に従い、慈善活動を主な特徴の一つとしています。トリトンは世界中でイベントを開催し、その地域の人々を支援するチャリティーに資金を集めるとともに、ワンドロップ財団に寄付しています。
Super High Roller Bowl (スーパーハイローラーボウル)
優勝賞金(2022)：$3,312,000
スーパーハイローラーボウルは、世界最高のプレイヤーが集まり巨額の賞金をかけて戦います。ラスベガスやマカオなど世界各地で開催されます。参加者は限られていますが、その分、緊張感と興奮レベルはMAXに。ラスベガスで開催された2022年の大会では、ダニエルネグラヌ氏が優勝しました。
この大会は、ポーカー世界大会で最も重要なイベントの一つとして認識されています。
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ポーカー大会に出場するには
以上5つのポーカーの大会をご紹介してきました。上記に挙げた大会以外にも日本で開催されている大会等もあります。
世界クラスのポーカー大会ともなると、参加費だけでも高額になります。そこでオンラインポーカーサイトでは「サテライト」と呼ばれる予選を行っています。サテライト戦に勝ち残ったプレイヤーが本大会の参加権を手にできるというもの。
ポーカー大会のサテライト戦には数ドル程度の少額から参加できますが、かなりの数のラウンドを勝ち抜く必要があります。
初心者の人は、まずはポーカーの役やルールを覚えてゲームのコツを掴むためにも、プレイマネーチップで遊ぶ無料のゲームやアプリで練習をする事をオススメします。Poker Strategyのような有名な学習サイトでポーカー戦略について勉強するのも役に立つでしょう。
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