テキサスホールデムの確率とは?『スリーカード出来てるけどレイズすべき?』『4のワンペアか、どうしよう・・・』テキサスホールデムの確率を考慮してプレイする事で勝負に出るべきかどうか、より的確な判断が可能になります。
この記事ではポーカーで最も人気のゲーム、テキサスホールデムでポーカー役が完成するための確率について解説します。
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テキサスホールデムでポーカーの役が完成する確率
テキサスホールデムではそれぞれ、役(ワンペアやスリーカードなど)が完成する「確率」というものが存在します。(ワンペアになる確率は◯◯%など)
- 『ロイヤルストレートフラッシュができる確率はどのくらい?』
- 『リバーでワンペアができた!勝算は高い?』
- 『テキサスホールデムの役が完成する確率を知りたい!』
こんな疑問に答えるため、このセクションでは、テキサスホールデムで手札の2枚とテーブルに置かれる共通カードを組み合わせてポーカー役が成立する確率を紹介します。
ポーカー役の一覧ついては下記の記事で詳しく解説しています。⇩
ワンペアの確率
ワンペアは、同じ数字のカードが2枚揃う事です。
スターティングハンド、つまり最初に配られた2枚でワンペアが揃う確率は5.8%です。この状態を「ポケットペア」と呼びます。最強のスターティングハンド、Aのポケットペアが来る可能性は0.45%です。
フロップでワンペアが揃う確率は32.43%、リバーでは43.82%です。
ツーペアの確率
ツーペアは、同じ数字のカードが2組揃う事です。
ポケットペアでない場合に、テキサスホールデムのフロップでツーペアになる確率は2%、最後のラウンドのリバーでは23.5%になります。
スリーカードの確率
スリーカードは、同じ数字のカードが3枚揃う事です。
フロップでのスリーカードの確率は2.11%、リバーでは4.83%です。
ストレートの確率
ストレートはカードの色やスートは関係なく、5枚のカードの数字が連続している役です。
ストレートがフロップ時に完成する確率は0.39%、リバー時に完成する確率は4.62%です。
フラッシュの確率
フラッシュは、数字は関係なく5枚のカードのスートが同じハンドです。
フロップの時にフラッシュが揃う確率は0.2%、リバーまで来ると3.03%です。
フルハウスの確率
フルハウスは、5枚のカードが「スリーカード」+「ワンペア」の組み合わせになっているポーカー役です。
フロップでフルハウスになる確率は0.14%、リバーでは2.6%です。
フォーカードの確率
4枚同じ数字が揃うフォーカードはがフロップで揃う確率は0.024%、リバーで揃う確率は0.168%です。
ストレートフラッシュの確率
ストレートフラッシュは、5枚のカードの数字が連番で、さらにスートが同じというポーカー役です。
ストレートフラッシュがフロップで揃う確率は0.0013%、リバーで完成する確率は0.0279%です。
ロイヤルフラッシュ (ロイヤルストレートフラッシュ)の確率
ロイヤルフラッシュ(ロイヤルストレートフラッシュ)は、ストレートフラッシュと同じくスートが同じで連番、但し数字は10, J, Q, K, Aというポーカー最強のハンドです。
フロップの時にロイヤルストレートフラッシュ 確率は0.0001%とほぼ起こり得ない程です。最終ラウンドのリバーでも0.00323%と、非常に稀です。
テキサスホールデム 確率 一覧
テキサスホールデムで役が完成する確率とオッズを一覧表にしました。
ポーカー役 | 確率 |
---|---|
ワンペア | 43.82% (2.28回に1回) |
ツーペア | 23.50% (4.26回に1回) |
スリーカード | 4.83% (20.70回に1回 |
ストレート | 4.62% (21.65回に1回) |
フラッシュ | 3.03% (33.00回に1回) |
フルハウス | 2.60% (38.46回に1回) |
フォーカード | 0.168% (595.24回に1回) |
ストレートフラッシュ | 0.0279% (3584.23回に1回) |
ロイヤルフラッシュ | 0.00323% (30959.75回に1回) |
こうしてポーカー 役 確率をみると、ツーペアまでは役を作れる確率が割と高いものの、スリーカード以上に強い役が完成する確率はとても低くなります。ワンペアは大体、2回に1回の確率で完成するという理論です。さらに、ツーペアは4回に1回くらいの確率で完成します。
ポーカー最強の役であるロイヤルストレートフラッシュ 確率に関しては、人生で1回出るか出ないかのレベルとなっています。
テキサスホールデムの手札の確率
テキサスホールデムで最初に配られる2枚の手札が強いカードがあれば、勝率はぐっと高くなります。以下は、スターティングハンドにおけるテキサスホールデム 確率です。
ハンド | 例 | 確率(%) |
---|---|---|
特定の数字のペア | A・A、K・K等 | 0.453% |
QQ以上のペア | Q・Q、K・K、A・A | 1.36% |
JJ以上のペア | J・J、Q・Q、K・K、A・A | 1.81% |
10以上のペア | 10・10、J・J、Q・Q、K・K | 2.24% |
ペア | 3・3、8・8、Q・Q等 | 5.88% |
特定の数字のスーテッド | A♥・K♥等 | 0.302% |
スーテッドコネクター | 8♠・9♠等 | 3.92% |
スーテッド | 2♦・J♦等 | 23.53% |
Q以上の2枚 | A・Q、K・Q等 | 4.98% |
J以上の2枚 | A・Q、K・J等 | 9.05% |
10以上の2枚 | A・10、K・T等 | 14.3% |
覚えておくのは難しいかもしれませんが、大まかな所で、ペアが出る確率は約6%、スーテッド(同じ絵柄)は約24%、スーテッドコネクター (絵柄が同じで連続した数字)の確率は約4%と考えておけばよいでしょう。
テキサスホールデムのフロップでの確率
テキサスホールデムのフロップとは、3枚の共通カードがテーブルに置かれるラウンドです。この時点で揃う確率をまとめました。
- 同絵柄 (スーテッド)の手札がでフラッシュになる確率:0.8%
例)手札:10♥ 7♥ | フロップ :6♥ 9♥ Q♥
- 手札がペアでフルハウスになる確率:1%
例)手札:8♥ 8♠ | フロップ :10♠ 8♣ 10♥
- 非ペアの手札でスリーカードになる確率:1.3%
例)手札:10♦ K♠ | フロップ :10♠ 8♣ 10♥
- ペアの手札でスリーカード(セット)になる確率:11.8%
例)手札:9♦ 9♣ | フロップ :5♠ 3♣ 9♥
- 手札がそれぞれペアになり、ツーペアになる確率:2%
例)手札:J♦ 3♣ | フロップ :6♠ 3♥ J♥
- 絵柄の違う手札がフラッシュドローになる確率:2%
例)手札:J♦ 3♣ | フロップ :6♦ 3♦ 10♦
- 同絵柄(スーテッド)の手札がフラッシュドローになる確率:10.9%
例)手札:J♥ 3♥ | フロップ :6♥ 2♥ 9♦
- 同絵柄(スーテッド)かつ連番の手札がストレートフラッシュドローになる確率:3.4%
例)手札:J♥ Q♥ | フロップ :10♥ 9♥ 3♦
- 連番の手札がストレートになる確率:1.3%
例)手札:J♠ Q♥ | フロップ :10♥ 9♣ K♦
- 連番の手札がストレートドローになる確率:26.5%
例)手札:J♠ Q♥ | フロップ :10♥ 9♣ 3♦
- 手札の1枚がペアになる確率:32.4%
例)手札:J♦ 3♣ | フロップ :10♥ J♣ 4♦
※ポーカーで「XXXXドロー」とは、あと1枚で役が完成するという状態を指す言葉で、「ストレートドロー」とはあと1枚でストレートが完成する状態、「フラッシュドロー」はあと1枚でフラッシュが完成する状態で、5枚のうち4枚が揃っているので、「4フラッシュ」とも言います。
テキサスホールデム 確率を知った上でプレイする
上記のテキサスホールデムでの確率を知ってプレイすると勝負に出るべきか否か、いつ勝負をするかなどのタイミングの判断がしやすくなります。
例えば、テキサスホールデムではフラッシュが揃う確率はたったの3%ですから、もしフラッシュが揃っていれば勝負に出る価値はあると言えそうです。ライバルがそれより強いハンドを持っている可能性もありますが、確率的にはとても低いと言えます。
逆にワンペアが完成する確率は割と高いので、例えば自分の持っているペアの数字が低い場合、誰かがそれよりも大きな数字のワンペアを持っている可能性も高くなります。特にテーブルの共通カードに数字の高いカードが多く出ている場合は、負ける確率も高くなります。
このようなテキサスホールデム 確率を頭に入れてプレイする事でより大きな勝ちであったり、小さな負けに繋げる事が可能です。